避妊去勢手術について

避妊手術について

保護をしているうさぎ達につきましては、生後半年を越えている子に関しては避妊去勢手術を施すようにしています。健康な子の体にメスを入れることに抵抗をお感じになる方も多くいらっしゃいます。そのお気持ちも理解できるところもあるのですが、事務局で保護した子の中に保護した当時にすでにガンに侵されている子がたくさんいました。亡くなった子も多くいます。うさぎ、特に女の子の子宮系の病気のリスクは年を経るごとに高くなり、またその率はほかのどうぶつ達に比べても高いと言われています。

その原因としては野生のうさぎにはない、ペットとして飼われているうさぎ特有のものがあると言われています。

ご承知の通り、被捕食動物であるうさぎは繁殖能力が非常に高い子達です。ほぼ1年中繁殖期なのです。

そのようなどうぶつですが、ペットとして飼われているうさぎの大半は繁殖活動を行いません。そのためホルモンのバランスが不自然となり子宮系の病気を引き起こすと言われています。


3歳のうさぎの約半数、5歳のうさぎの8割方の子に子宮に何らかの異常が見られるというふうな報告もあります。

子宮の病気にかかる確率が非常に高いのですから、発症してつらい治療をしていくよりも予防策としてその原因となる子宮を除去しておくことは非常に有効なことなのだと思います。

またいざ発症してしまうと、その医療費は相当高額になります。一回の手術でも10万円以上、継続治療を考えるとその倍以上の費用がかかってしまいます。もちろん愛するわが子の病気を治すためならその程度の出費は何ともない方もいらっしゃるでしょう。しかし、現にガンになった状態で捨てられている子を何度も保護した立場から書かせていただきますと、医療費を出さずに捨てる飼い主が多いのが現状なのです。

費用的なことに限らず、うさぎは病気を隠す習性があるどうぶつですので、様子がおかしいと病院で診ていただいた時にはすでにかなり進行しているということも多くあると思います。そうなると今度は肺への転移なども心配しなくてはいけません。肺に転移してしまうともう手の施しようがないという状態になります。

将来つらい思いをさせてしまうのなら、若いうちにその不安を取り除くことが飼い主さんやうさぎ自身にとっても大切なことだと考えています。

その他、偽妊娠や精神的なバランスを欠くなどホルモンバランスの異常でおこることも軽減させてあげることができます。


去勢手術について

上記に記載したように、女の子は将来の大きな病気を予防するためというハッキリした理由がありますが、男の子は必要ないだろうというお声もよく聞きます。

しかし、男の子についても去勢手術を施すようにしています。

その理由は、女の子と同様、繁殖能力が非常に高いどうぶつですのでペットとして飼われているうさぎは繁殖行為ができないことから、欲求不満が続く状態になり常にストレスがかかっている状態になってしまいます。

特に男の子は縄張り意識が特に強い子が多いため、イライラから攻撃的になってしまう子も多くいます。またスプレー行為をはじめ常に興奮状態にある子が多くいます。

また上記のような理由から体調を崩す子もいます。

常に欲求不満でイライラしている状態をずっと続けなくてはいけないというのは拷問のようなものです。

男の子についても、ストレスなく楽しい毎日を過ごさせてあげるために、去勢手術を施すようにしています。


おおざっぱな説明でわからないこともおありかと思います。
不安な面、わからないこと、どのようなことでもお気軽におたずねください。

楽しいうさぎLIFEを過ごすために、精一杯サポートをさせていただいています。

どうぞよろしくお願いします。



2011,7,1
SAVE THE RABBITS